2013年1月4日金曜日

防府から小郡まで歩いてみた~5時間20km

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年末・年始の休み,飲み食いばかり。少々デロンとしてきたので,突然体が動かしたくなった。

だから,歩いてきた。


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家から2号線がバイパスと旧道とに分岐する佐野交差点までの軌跡はセキュリティの都合上消去(^=^;)

赤で示した線が往路の徒歩区間で家から佐野交差点までの距離と合わせてちょうど20kmになった。黄色は復路の電車区間,15分320円。

旧山陽道に沿って歩いた。街道は佐野峠(たを)を越える。現在ここには山陽自動車道の佐波川SAがある。従業員用の出入り口を利用すると,高速に乗らなくてもSAの施設を利用できる。車の駐車も可能。そこで海鮮焼きそば(500円)を食べる。

食べ終わる頃になると,雪がちらつき始める。戻るのも進むのも似たようなもので,麓に出ないことには交通機関を利用することができない。先に進むことにする。

麓に出ると雪も止む。北に山を1つ越えた山口市街地の方向をみると,そちらは激しく雪が降っている。幹線道路に出ていつでも帰ることができるとなると,ゲンキンなもので気が楽になった。ずんずん,ずんずんタブレット上のマップの「山陽道」の表示に従って西に向かう。

今まで通ったことのない長沢の池の北側を歩く。湖面に風景が鏡のように映っている。

引き返すなら四辻の駅が最後のチャンス,しばらく待てば上り電車がやってくる。しかし,ここまで来たのに帰るのは悔しい。小郡目指してもうひと踏ん張りすることにする。この時点で携帯が力尽きてしまった。

山陽道の面影はほとんど残っていない。車1台がやっと通れるような細い道がかつてこの道が街道だったことを教えてくれるのみだ。古い半鐘が寒空にポツリとぶら下がっていた。

陶(すえ)から元の小郡町内に入り,椹野川に掛かる橋を渡り,新幹線の高架橋の下をくぐって,操車場に停まっている気動車,客車を横目に見ながら15:10に新山口駅に到着。

帰りは,電車とバスを乗り継いで,あっという間に家に着いた。いやはや,交通機関はなんと便利なものなのだろうと実感する。

 

画像の右下の女性はオマケ。映画「南極料理人」の最後の方で一瞬出てくる「KDDIインマルサットオペーレーター,担当の清水」さん。演じているのは女優の早織(小出早織)さんで,映画を見るたびにカワ(・∀・)イイ!!と思っていた。つい出来心で加えてしまった。

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