去年見頃を外してしまい悔しい思いをした芝桜を見に行ってきた。
周南市大道理の棚田の斜面を覆う鮮やかな芝桜,テレビや新聞で取り上げられたこともあって,今日はかなりの人出である。多くの車が路肩に止まっていて,どこに車を置こうかと悩む。去年,小学校の校庭が駐車場になっていたのを思い出して,棚田への入り口を過ぎて300mほど先にある大道理小学校に向かうと,運良く空きスペースがあり,そこに車を滑り込ませる。
見頃というだけあって,壮観である。もともと畦の草取り対策(高齢化が進んで重労働になってしまったという)として覆ったゴムシートを活用した見事なアイデア。今が稼ぎ時と,いろいろなものをテントや小屋で売っている。メロンパン屋も出ていた。枯れかけた芝桜の苗が150円,これは詐欺(笑)じゃないか。
菜の花があって,鯉のぼりが泳いで,水を張った田んぼにはカエルが鳴いて,じつにのんびりした風景の中に身を置く。
ぐるっと1周,2kmばかり歩いて,次の目的地の防府宇佐八幡宮を目指す。ここのシャクナゲも見頃を迎えているとのこと。
途中,高瀬という集落で春祭りをしているのに出くわす。ちょっと寄って行こうということになって,そこで肉うどんとごぼうの炊き込みご飯を食べる。ごぼうの風味がよいいかにも田舎の炊き込みご飯だった。
宇佐八幡宮のシャクナゲは寄進によるものが年々増えて現在のようになったもの。実は,市民でありながらここには初めて来た。なんと,母もそうだという。
防府市に唯一存在する酒造が記念のお酒を売っていたので,純米酒を買い求める。(あんまり期待できそうないラベルだなと思う)
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