青の太陽(1969 油彩 カンヴァス)
これは蟻の目を通して巣穴を通してみる太陽だという。収容所という巣穴に閉じ込めらた作者の自由に対する欲望のようなものを感じる。
黒・黄土色+青や赤の原色を配した作品群が鮮烈な印象を与えてくれるので好き。
埋葬(1948 油彩 カンヴァス)
暗い冷たい色が多い作品の中で唯一この作品のみ暖かい色味で描かれている。生きることより死んで埋葬される方が幸せであるとでもいうのか。自分にとって衝撃的な1枚。
1945(1959 油彩 カンヴァス)
アイデアスケッチが残されていて,作者がどう抽象化していったかが見て取れる。
これらのスケッチから
ホロンバイル(1960 油彩 カンヴァス)
が生まれた。
今回はもう一つ目的があった。新しくできたというカフェを訪ねてみること。以前はマグリットが切り盛りしていたと美術館内カフェが阿知須のロワゾ・ブルーという店によるラ・プリューム・ブルーとして生まれ変わったというので興味があったのだ。
ランチのバスケットサンド。サラダかスープを選べる。今回はサラダにした。左のフランスパンがなかなかに固く,噛み切ろうと格闘するとせっかくの具がはみ出てきてしまう。ついに,ミニトマトは床に落下してしまった。コーヒーは濃い目。砂糖もミルクもサーブがなかった,その素振りさえなかったのが不思議。どうしてブラックで,というのを察知したのだろう。
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