2014年4月19日土曜日

CORE2 QUAD Q9450

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中古のCPUを購入した。
毎年この季節は何かしらPCをいじくりたくなるらしい。今春は父のPCをwindows7マシンに仕立てたせいで,そのいじりたい気持ちがよけいに強くなったようだ。
大きな理由は父の中古PCが家庭内で最新最速PCの地位を獲得してしまったことにある。搭載しているCPUが2008年1月発売のCORE2 Duo E8500 3.16GHzである。自分のPCが同じCore2 Duo でも2006年7月発売のE6420 2.136GHzなのでずいぶんと見劣りする。それが悔しいのである。
この3週間の間に,サポート打ち切りとなるXP対策で何度かパソコン工房を訪れた。そのとき,ショーケースの中に中古のハードウェアが展示販売されているのを見た。HDなどと並んでCPUもかなりの数があった。
あの中に交換できるCPUがあるかも知れないと考えて,完全に旧式化してしまったマザーボードのサポート情報をあさってみるとBIOSを更新すればQUADに対応可能なことがわかった。さっそくBIOSを更新(バージョン番号が09**→12**になった)して,これに対応するCPUが見つかることを期待して工房に出向く。
本来の目的は買い取ってもらったXP機の代金900円の受け取り。用を済ませたあと,さっそくショーケースの中をのぞくと,Q6600か6700(どちらだったか忘れた)が4000円台で,Q9450が9000円弱の値札をつけていた。
CPUの換装程度で今のパソコンが激速,爆速になるわけではない。ほんのちょっとだけ早くなる程度なのは百も承知。だから6だろうが9だろうがそんなに違いはないだろう,価格差のほうが重要だと考える。いや,いや,せっかく換装するのだから多少の見栄は張りたいものだ,そういう気持ちももたげてくる。
考えを整理整頓するために店内を2周,3周してショーケースの前に戻ってくる。値札を見る。もう1周する。
ようやく意を決して,店員に声を掛けショーケースを開けてもらう。「どちらになさいますか?」との問いかけに押されるようにして「Q……9450をお願いします。」と言ってしまった。
CPUは紙袋に入れられて鞄の中に収まった。
家に戻ってからの作業は比較的簡単。だた,CPUクーラーの取り付けに少し苦労する。爪がマザーボードにうまく引っかかってくれないのだ。ついでに,筐体内のホコリの掃除。
起動してみるとあっさり4つのCPUを認識,FSBやら倍率やら電圧は更新したBIOSがAUTOで済ませてくれた。(2014/05/03追記 コアクロックを333MHzに設定すると起動してくれないので266MHz*8の2.13GHzでの運用しかできなかった。)
動作時の温度が高目なのが気になるので,しばらく温度を監視してみることにする。熱暴走するようならクーラーの交換も考えないといけない。しかし,その前に毎年やっているように扇風機の風を送って対処してみることもやって見る価値はある。
安い買い物だったといえるといいのだけれど。今のところ満足している。

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