2012年10月29日月曜日

2012年10月24日水曜日

マウリッツハイス美術館展 神戸市立博物館

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  • 新山口(7:06発)=新幹線のぞみ4号13号車18番E席⇒ 新神戸(8:45着)
  • 神戸市営地下鉄 西神・山手線 新神戸⇒三宮
  • 神戸市立博物館(9:10着)
  • そごう神戸店 紀伊國屋書店 神戸店
  • 神戸旧居留地
  • 南京町
    燕楽で唐揚げ定食
  • メリケンパーク
    神戸港震災メモリアルパーク
    神戸海洋博物館/カワサキワールド/ポートタワー
  • 阪神元町⇒阪神梅田
  • 阪神百貨店,阪急百貨店
  • JR大阪駅
  • JR新大阪駅
    ロースカツサンドと梨ジュース
  • 新大阪(18:59発)=新幹線さくら575号4号車9番A席⇒新山口(21:01着)

この日を長く待っていた。初めて見たときからその瞳と唇の虜になっていた「真珠の耳飾りの少女」に会いに行くのだ。

地下鉄を出てから,Wi-Fiルーターがネットに接続したのを確かめて,Nexus7を起動しgoogle mapのマイクに向かって一言「神戸市立博物館」という声を発する声をかけると,画面に駅から博物館までの道順が表示され,音声で道案内してくれる。おかげで,ほとんど迷う(実は画面の見方がわからんで一,二度迷った。俺達のいる山は,あそこに見える山なんやで~みたいな)ことなく会場に到着。

開場とともに,3階まで誘導される。最初の方の展示には見向きもせず,お目当ての少女の展示されている2階まで早足で降りていく。まず,ちょっとずつ移動しながら,彼女の目と鼻の先を通るようになっているコースに並ぶ。ほとんど人がいないので,じっくりと見ることができた。画面からこぼれてくる光がほんとうに柔らかい。唇なんかつやつやしている。広隆寺の阿弥陀如来半跏思惟像に惚れたあまり抱きついて,仏像の小指を折った京大生が昔いたと聞く。柵をまたいであの娘に口づけをする輩が出たとしてもちっとも驚かないぞ。

次に,ちょっと離れたところから鑑賞できるエリアへと移動する。ちょうど彼女の視線の先あたりに陣取って,「ああ,今,見つめられている。いやん,もう,照れちゃう,照れちゃう。」という妄想にしばしひたる。

少女に続く後半の展示物は,じっくり時間をかけて鑑賞する。この時代の写実の追求みたいなのは,現代の3D映画に代表されるバーチャルリアリティに通じるのかなと,透明ガラスの質感の表現やガラスを通して見える食器や食材を眺めながらぼんやりと考えた。

ミュージアムショップで予約特典のコットンスカーフを受け取った後,図録など数点のグッズを買い求めて,もう一巡することにした。

このころになると観客も増え,3階展示室は入り口から渋滞している。人の肩越しに先程飛ばした風景画を見ると,何かピンと来ない,興味がわかない。結局2巡目はチラ見しながら彼女の待つ部屋に降りていった。

目鼻先コース,ここにも長い列ができていたので,じっくりポイントで,立つ位置を少し変えながら何か所からも見る。やはり,正面から眺めるより,彼女の視線の向く先から眺めるのが一番よいようだ。

~ここからは大急ぎ~

そごう神戸の紀伊國屋書店で母に頼まれていた本(防府では見つからなかった)を購入,旧居留区を通り抜けて,南京町のある店で生ビールと唐揚げ定食で昼食を取る。そこから向かったのは,メリケンパーク。震災の後がそのまま保存されているところを見学して,当時の神戸や去年の東北の人々のことを思い,心の中で手を合わす。

神戸海洋博物館,カワサキワールド,ポートタワーを見学して公園をぶらりと一周し,阪神元町駅から梅田に行く。改札を出たところの匂いは懐かしい昔のままの梅田の匂いだった。沿線風景はずいぶん変わっていたけれど,これだけは変わっていなかった。

阪神百貨店のデパ地下でおやきを買って,阪急百貨店に向かうと,なんと本日は内覧会(?)みたいな催し物で招待客だけが入れるというつれない仕打ちをされた。

そこで,予定を繰り上げてJR大阪駅に行く。おお,あれがホーム全体を覆うようにかかっている大屋根かとその巨大構造に感心し,アイスコーヒーを1杯飲んで新大阪に移動する。女性専用車両を初めて見た。間違ってあの中に乗り込んでしまったら地獄だ。

車の運転があるから,夕食時に酒が飲めないのはかなり少々つらい。ロースカツサンドをとびきり美味い梨ジュースで流し込んで,どこにでもあって,どこででも行列になっている蓬莱551のおみやげ(豚まんとシューマイ)を買ってさくらに揺られて(実際は全然揺れなかったけど),無事帰山。

何というか,何かがこうぎゅーっと濃縮されたような充実した一日だった。

それにしても,あなたは美しかった。

2012年10月22日月曜日

~秋の佐渡ヶ島・奥只見遊覧と八海山新潟県を旅する大人の秋の過ごし方3日間~第3日目

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佐渡グランドホテル→小木たらい舟体験→尾畑酒造→佐渡金山→両津港→新潟港→新潟ふるさと村→新潟空港→福岡空港 207.5km

20121022

宿は加茂湖に面していて,窓から見える朝の風景は美しかった。湖面には白鳥が2羽のんびりと朝のひとときを楽しんでいた。

観光用のたらい舟は想像していたのより頑丈だった。一周する間に写真を取られて,上がってくると写真皿にされていた。あまりにも,出来が良かったので2枚とも(なぜ2枚もある?)買ってしまった。ろをこぐ体験をしてみようかと思ったけれど,見た目以上に難しく感じられたので申し出るのは諦めた。

尾畑酒造,何も買わなかった。前夜,宿で買い求めた酒がここの酒であまり美味しいとは思えなかったから。300mLのくせに650円もしやがるし。

佐渡金山,道遊の割戸には驚いた。露天掘りを進めた結果,山を2つに割るなんてマンパワーの具現化そのもの。

重さ12.5kgの金塊は数mmなら浮かせられた。しかし,穴から取り出すなんてとてもとても。小学校6年生の女の子がやってのけたなんて嘘だろう!

再び,ジェットフォイルで新潟港へ。

新潟ふるさと村なるところに強制的に連れて行かれて,そこで日本酒を3本と柿のエキスの入った焼酎を1本買い求め宅配の手配をする。ふるさと村には花壇があって,コスモスやダリアが所狭しと咲いていた。

新潟空港では出発まで時間があったので,蕎麦屋でへぎそばを食べた。へぎそばにはつなぎとして布海苔が入っているそうな。そばも,だしもとても美味しかった。

1か月以上も前に予約してあっという間に当日が来て,瞬く間に3日間が過ぎていった,そんな旅だった。振り返ってみると,結構な距離を引きずり回されている。時間に追われた旅だった,そう言えるかもしれない。

でも,参加してよかったと思う。

2012年10月21日日曜日

~秋の佐渡ヶ島・奥只見遊覧と八海山新潟県を旅する大人の秋の過ごし方3日間~第2日目

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水上高原ホテル200→谷川岳ロープウェイ→新潟港→佐渡両津港→トキの森公園→佐渡温泉郷佐渡グランドホテル 304.7km

20121021

谷川岳ロープウェイは休日の晴天に恵まれて観光客でごった返し,乗るまでにずいぶんと並んだ。おもしろい機構のロープウェイだった。

山頂はちょうど見頃を迎えた感じで,ようやく紅葉を見たと言えるようになった。

昼食は燕市(洋食器)と三条市(包丁などの金物)の中間にある洋食器センターキタローでとる。赤味がかっていて口の中でつるっと溶ける刺身があって,尋ねてみるとビンチョウマグロと返事が帰ってきた。ここで,母は簡単に鯵の皮がむけて,3枚におろせるという触れ込みの歯のついたピンセットのお化けのようなものを3000円で買っていた。ここでは,ドラえもんのスプーンやドラミちゃんのフォークがよく売れるらしい。

街灯はツバメを,信号はナイフをモチーフにデザインされている。

湯沢あたりで少し雨に降られるが,。しかし,それも市内に入る頃には止んで,新潟港からジェットフォイルに乗って佐渡に渡る。ガスタービンエンジンが起動するとき,音がヒュィーィーイーンンンと徐々に音が高く変化していくのに胸が高鳴る。GoogleMapで自船の位置を確認していると,防波堤の内側では艇走,それを過ぎると離水し翼走に移るようだ。表示される時速は70km前後。音はやかましいけれど,うわさ通りほとんど揺れない。65分後には佐渡両津港に着いた。

佐渡汽船の新潟・両津港ターミナルには無線Lanのアクセスポイントがあって無料で開放されている。

港から,大急ぎでトキの森公園へ。入場締め切りが16:30,両津港でバスに乗り込んだのが16:10,園に着いたのが16:25という際どさ。

ざっと,トキ(驚くからストロボダメはわかるとして,日傘もだめなんだって)を眺めてから本日のお宿に。これがまぁなんというか宿泊客は多いのだけど昭和の雰囲気プンプンの宿で,ボロっちい。夕食時には佐渡おけさの披露もあったりした。佐渡は柿が有名で食卓に凍った柿が並べられていた。食事を終えることにはこれがほどよく溶けてシャーベット状に変化し格別のデザートになった。

2012年10月20日土曜日

~秋の佐渡ヶ島・奥只見遊覧と八海山新潟県を旅する大人の秋の過ごし方3日間~第1日目

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福岡→新潟空港→【昼食】道の駅 深雪の里(新潟県魚沼市) 懐石山菜定食風→奥只見湖遊覧→八海山ロープウェー→水上温泉(水上高原ホテル200) 291.2km

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飛行機はANAのB733-500だった。佐波川を遡上するように日本海へ出た。

新潟のコンバインの走らせ方は山口県と違う。刈り取り後が>-<のような模様になっているのが空から見るとよくわかる。

昼食にはけんちん汁が出た。エビは子持ちだった。

奥只見シルバーラインを大型観光バスで通るのはスリル満点。全長22.6kmの内18.1kmがトンネル。バスのすれ違いができないような狭い場所もある。

遊覧船は船体の白が湖面と青空よく映えた。

奥只見ダムは貯水量が豊かで過去に数えるほどしか放水したことがないという。

八海山はロープウェーで4合目まで上がれる。紅葉は赤より黄色が優勢だった。

ホテルは水上温泉郷からずいぶんと離れたところにあって,どこに連れて行かれるのだろうかと車内が不安に包まれ始めたころに姿を見せた。夜・朝ともにバイキング形式で,1Fと11Fのレストランで食事をすることができる。温泉はアルカリ性で肌がヌルヌルする。

2012年10月12日金曜日

2012年10月10日水曜日